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めまい・ふらつき (注意:仮想運動感覚であることあり) 身近な単語となった「顎関節」であるが、わが国の医学、歯学会では未だ内耳との関係にあまり注目していないのは残念な事である。 体の平衡は、視覚器、内耳、深部知覚器(蝸牛、前庭)などの末梢受容器からの姿勢、運動に関する情報が、中枢神経に伝えられ、統合、制御され、重い頭を支えている頚部、眼球、四肢等の運動器にフィードバックされて、きちっと立ってスムーズに移動が出来る。 これが正常に営まれている時は問題ないが、異常な刺激が加わり、受容器に障害が起こり、中枢の制御機構が乱れ平衡障害が生じると考えられている。 これが“めまい”である。 歯科で関わりのあるのは顎関節に非常に近いところにある内耳である。 この部分は聴覚のために発達した臓器であるより、むしろ体の位置関係、加速度を知る為に発達したとも言われている。 欧米ではこの問題に関し古くから、関心を持たれており、顎関節内の関節頭の「偏位」を問題にしているが、一歩進めて関節包内の持続的な加圧状態を問題視すべきではないかと考えている。 この状態で発せられるインパルスが内耳に伝えられ、左右に差がある場合は、計算処理が複雑になり、その結果「めまい」「ふらつき」となって感じられるものと思われる。 関節内圧を軽減し左右差をなくす目的で夜間睡眠時に使用するJ.Splintでこの症状の改善消失を多くの例で経験している。 |
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